寅さん!

秋吉久美子❣子連れ寅さんの母親探しで出会った、訳ありの女性「隆子」役で、インタビューを交えて

幼い頃に母と生き別れた少年が、寅さんと母親探しの旅に出る物語。クライマックスは母子感動の再会と、その直後に訪れる寅さんと少年の別れ。冷酷に少年を突き放す寅さんの姿に、渡世人稼業の孤独と悲しさが垣間見える。決して人気作品ではないが、穏やかな感動に包まれる渋味のある人間ドラマ。

マドンナとの恋愛要素はシリーズ中で最も低いが・・

アンニュイな色気というか・・どこか物憂いい雰囲気を漂わせている。1970年代、桃井かおりと同じく鮮烈に登場した秋吉久美子は「シラケ女優」といわれた。「なまいき」とたたかれたこともあった。

だが、渥美清の見方は違った。『寅次郎物語』で共演したとき、こう表現している。

網を持ってトンボを追いかけてるような女性だね

秋吉演じる隆子は、化粧品のセールスで関西の各地を回る、少し斜に構えた女性。男に振られ自殺しようと考えていたとき、寅さんに会う。秀吉が旅の疲れから高熱を出して寝込んでしまう。寅は大慌てだが、同じ旅館に泊まっていた隣室の隆子という女性の看病のおかげで秀吉は元気に・・

この作品で秋吉久美子は第12回日本アカデミー賞で優秀助演女優賞を受賞している。

台本を呼んで共感。運転免許証まで取得した。

勢いこんで撮影現場に向かったが、そこはプロフェッショナルな人たちの集まりだった。

「みんなどう動き、どう呼吸をつかみ、どこで本番に入るのかを自然の流れの中で感じ合っていました」

演技テスト。何度も出したり引っ込めたりする中で、山田洋次監督が抱くイメージに近いキャラクターに、時間をかけて練り上げていった。

「私はきっと勝手に『隆子がわかった』と思い込み過ぎていたのでしょうね」

浮草のように生きている隆子。

 

 

そんな彼女を、寅さんは「母さん」と親しみをこめて呼ぶ。逆に隆子は寅さんのことを「父さん」と呼ぶ。年は離れていても、類似家族のような間柄である。

「そんな風に夢を見続けている寅さんを、いつも心配しているのがさくら。

結局、男は寅さん、女はさくら、じゃないかしら。

最近それがわかって来たような気がする」

 

父さん、母さんと言えば、やはりこの作品だろう・・

この映画(原作 山田太一)を観て、歳が自分と同じくらいの両親に合って無性に話したくなった!

片岡鶴太郎、秋吉久美子の好演に昭和という時代が懐かしく胸がキュンとしたのを憶えている。

☆ブルーリボン賞

助演女優賞(秋吉久美子)

助演男優賞(片岡鶴太郎)


2011年4月、秋吉は福島の避難所で吹き出しやラーメンづくりを手伝ったあと、母校・盤城桜が丘高校(旧盤城女子高校)の入学式に参加。新入生を励ました。「がんばっぺ!」という方言を何十年ぶりかで使った。

「2012年 インタビュー記事抜粋」


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