寅さん!

【もしも】寅さんが江戸時代の殿さまと出会ったら!?

もしも寅さんが旅先で伊予大洲五万石のお殿さまに出会ったら……。

第19作『寅次郎と殿様』は重いテーマ性はなく、このタイトルから想起されるエピソードだけで絶対にありえないストーリーが展開される。老若男女を問わず心地良く楽しめる一本だ。

江戸時代からタイムスリップしたような一風変わったお殿さまとの珍妙なやりとりには、周囲の感染ぶりも巻き込んでクスッと笑える子ネタ満載だ 😂 🤣 🤣

第19作『寅次郎と殿様』夢のシーン

殿様を演じるのは『鞍馬天狗』シリーズでお馴染みのアラカンこと嵐寛寿郎!庶民に愛された日本映画史に残るチャンバラスターだ❣

作品冒頭夢のシーンでは「寅さん版鞍馬天狗」が演じられるなど、本作では同じシリーズ映画の大先達にオマージュが捧げられている。

お馴染みのひと悶着のシーン

せっかく帰って来たのに、ひと悶着を起こして再び旅に出るお馴染みのパターンだが、今回はネタが2段仕込みになっている。
『鯉のぼり事件(笑)』も『トラ騒動』も中々のサスペンスタッチ!特にタコ社長の登場するるタイミングが出色ものだ🤣


『忠臣蔵』の松の廊下の殺傷沙汰かい・・😂


アラカンこと殿様と三木のり平演じる執事/吉田との主従関係もそのままタイムスリップして、この場面はもうコントだね!

黙れ、だまりおろう

殿中でござるぞー

お願いめされー

殿、ご乱心でございます

宮使いはつらいよ😂

 


 

アラカンこと嵐寛寿郎の存在感なしではこの物語は成立しない。

執事役の吉田を演じる三木のり平と渥美清の喜劇人同士の競演など見どころも豊富。


周囲のみんなも感染する・・

 

 

今回のマドンナ 鞠子/真野響子~当時25歳 / 運送会社の事務員

ちょっと可哀想なマドンナだった。演技では精一杯いい仕事をしているものの、寅さんとお殿様のやり取りにメインを奪われ、印象がかなり薄くなってしまった。亡き夫とのエピソードがひとつでもあれば鞠子に感情移入できそうなんだけどねえ。

しかし、前作が『マドンナの死』という重めの作品だったために、本作は大きく肩の力が抜けた軽さが目立つ非常にわかりやすい作品でもある。老若男女を問わず心地良く楽しめる一本といえる。

 


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・映像が非常に綺麗で寅さんの旅先の風景も美しく堪能できます。・このDVDの最大のメリットは『特典映像』が豊富でシリーズの名場面集や撮影風景が楽しめます。


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