昭和世代の映画雑学

昭和世代が選んだ泣ける恋愛映画『ある愛の詩』

【映画の感動】
映画には、泣く、笑う、元気が出る、などなど、、様々な感動がある。
今回は私が選んだ「泣ける恋愛映画」のひとつを紹介します。

 

泣ける映画の感動とは!?

「映画の鑑賞」は、時としてストレス解消の特効薬となることもあります。

人は仕事がうまくいかなかった時や、人間関係で嫌なことがあったり、恋人にフラれた時などがあるとネガティヴになり、それが「ストレス」にも繋がります。

例えば「泣く」という行為なんだけど、涙の成分にはストレスを和らげる浄化作用があるとされていて「気が済むまで泣くとスッキリしたり、大泣きした後は深い眠りにつけた」という経験がある人も多いのではないだろうか。

恋人が「不治の病にかかった」「不慮の事故で死んでしまった」、「恋人とある事情で別れなければならない」など涙をさそう作品がたくさんあります。「号泣」する人もいるよね。

特に邦画では、自分の好きな俳優が出ている、自分と境遇、世代が似ていて感情移入しやすかったり、物事に対する価値観に共鳴するなども選ぶ基準になりますね。つまり、「ある!ある!」感覚ですね

実は若かりし頃、私がこの映画を観た日は付き合っていた彼女と「別れた日」だったんだよねえ😢
そりゃ、もうブルーな気持ちになってヤケ酒でも飲もうかと新宿の繁華街をうろついていたら、映画館の看板が目に付いた。リバイバル上映をだった。何の意識もせずにスーっと引き寄せられるように入った。

私の持論とする恋愛映画の
基準のポイントは

少々、後付けみたいになるけど
大きく分けると3つ有ります^^

1)洋画がいい

邦画のように演じている俳優の情報が入りにくい、テレビ出演などの露出度が少ない・・。もし、ヒロインが好きになってしまったら、他に出演している作品は出来るだけ観ないようにしています。つまり、女優である本人のファンになったら別ですが、自分の中で「ヒロインはその作品、その役で生きている」と言えますね。

2)音楽がいい

聴いただけでも「その映画やシーンが自然と浮かんでくる」。これは、邦画でも有り得ることだけど..

3)「別れのシーン」の演出がいい

「脚本」では出会いより別れのシーンを書くのが難しいと言われていて、ラストシーンが印象に残るもの。

ある愛の詩 LOVE STORY

ストーリーの大部分は2人とも大学生という設定で「詩」的な台詞や、ウィットに富んだ台詞も随所にあります。

主人公の2人は、一緒に暮らすようになっても口論や喧嘩が絶えません。大喧嘩をしてジェニー(アリ・マッグロー)が家を飛び出し、オリバー(ライアン・オニール)は必死で探しますが見つからずに疲れ切って家に戻りますが、鍵を持たずに出てしまったので家の外で泣きながら待っているジェニーをみつける・・・「愛とは決して後悔しないこと」という台詞は、「このシーン」でジェニーが初めて言いますが、ラストでオリバーがジェニーとの結婚を祝福していなかった自分の父親にも言います。

1)私はアリ・マッグローが出演している他の映画は観ていません。彼女自身の出演作は少ないみたいです。後に共演したスティーヴ・マックイーン と結婚したことぐらいです。「黒い瞳」と「黒い髪」が日本人的で身近に感じましたね。

☆余談ですが、1970年代にアイドルデビューした「南沙織」は、「アリ・マッグロー」をモデルにして売り出したと言われているのは、わりと有名な話です。現在は写真家の篠山紀信氏の夫人になっていますネ。

2)フランシス・レイの全編に流れている「切ない旋律」のメロディーが強く印象に残ります。「白い恋人たち」でもお馴染みですが、この作品も雪のシーンが度々あり、しばらく耳から離れませんでしたね。アカデミー賞の「作曲賞」を受賞しています。

3)別れは、病床のジェニーが添い寝しているオリバーに向かって「ひとり取り残されることを案じながら、淡々と語るしんみりとしたシーン」になっています。ここは、音楽も流れず抑えた演出がいいですね。息をひきとる場面はなく病室から出てきたオリバーが、廊下に佇むジエニーの父親(この俳優さんがイイです)との「からみのシーン」で一気に涙腺が爆発しました++;

ラストシーンは病院から出てきたオリバーが「ファーストシーン」につながる雪景色の公園でひとり佇み、エンドロールが流れます。

ひと言でいうと典型的な純愛ドラマなんですが、観た時の自分の年齢もあったり、アリ・マッグローの健康的な肢体とドラマの結末とのギャップが大きく、心に残る「泣ける恋愛映画」になってしまいました。

この映画には、「缶コーヒー」のテレビCMでお馴染みの若き日のトミー・リー・ジョーンズが(若っ~い!)同じ大学の寮友達として2シーンに出ています。台詞もありますよ!ちなみに、オリバーと同じ名門大学の学生という設定はトミー・リー・ジョーンズ自身が実際に卒業したハーバート大学という「おまけ付き」ですね。


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