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【ある愛の詩】私の泣ける恋愛映画の基準は・・

ある愛の詩

映画を観て純粋に泣きたいという人には「恋愛映画」をお薦めします。

涙の成分には、ストレスを和らげる浄化作用があると聞いたことがあります。「気が済むまで泣くとスッキリしたり、大泣きした後は深い眠りにつけた」という経験がある人も多いのではないでしょうか。。

ネットでも「泣ける恋愛映画ランキング・・」と表示しているサイトが多くあり、洋画・邦画とも常連で入っている作品は多くみられますね。

私の一押し人気は、「ある愛の詩」です^^

私が「泣ける恋愛映画」を選ぶ基準は・・

私の持論とする基準のポイントは、大きく分けると3つ有ります^^

1)洋画がいい

邦画のように演じている俳優の情報が入りにくい、テレビ出演などの露出度が少ない・・。もし、ヒロインが好きになってしまったら、他に出演している作品は出来るだけ観ないようにしています。

つまり、女優である本人のファンになったら別ですが、自分の中で「ヒロインはその作品、その役で生きている」と言えますね。

2)音楽がいい

聴いただけでも「その映画やシーンが自然と浮かんでくる」。これは、邦画でも有り得ることですが、、。

3)「別れのシーン」の演出がいい

「脚本」では出会いより別れのシーンを書くのが難しいと言われていて、ラストシーンが印象に残るもの。

ある愛の詩 LOVE STORY (1970年)

もう古典的な「恋愛映画」になってしまいましたが、
私が世代的に、ハマってしまった映画です。

リバイバル上映で観ました。「思春期」の多感なころです。

ストーリーの大部分は2人とも大学生という設定で「詩」的な台詞や、ウィットに富んだ台詞も随所にあります。

主人公の2人は、一緒に暮らすようになっても口論や喧嘩が絶えません。大喧嘩をしてジェニー(アリ・マッグロー)が家を飛び出し、オリバー(ライアン・オニール)は必死で探しますが見つからずに疲れ切って家に戻りますが、そこには、、

鍵を持たずに出てしまったので家の外で泣きながら待っているジェニーがいる・・・

「愛とは決して後悔しないこと」という台詞は「このシーン」でジェニーが初めて言いますが、ラストでオリバーがジェニーとの結婚を祝福していなかった自分の父親にも言います。

1)私はアリ・マッグローが出演している他の映画は観ていません。彼女自身の出演作は少ないみたいです。後に共演したスティーヴ・マックイーン と結婚したことぐらいです。「黒い瞳」と「黒い髪」が日本人的で身近に感じましたね。

☆余談ですが、1970年代にデビューしたアイドル歌手「南沙織」は、「アリ・マッグロー」をモデルにして売り出したと言われているのは、わりと有名な話です。現在は写真家の篠山紀信氏の夫人になっていますネ。

2)フランシス・レイの全編に流れている「切ない旋律」のメロディーが強く印象に残ります。「白い恋人たち」でもお馴染みですが、この作品も雪のシーンが度々あり、しばらく耳から離れませんでしたね。アカデミー賞の「作曲賞」を受賞しています。

3)別れは、病床のジェニーが添い寝しているオリバーに向かって「ひとり取り残されることを案じながら、淡々と語るしんみりとしたシーン」になっています。ここは、音楽も流れず抑えた演出がいいですね。

息をひきとる場面はなく病室から出てきたオリバーが、廊下に佇むジエニーの父親(この俳優さんがイイです)との「からみのシーン」で一気に涙腺が爆発しました++;

ラストシーンは病院から出てきたオリバーが「ファーストシーン」につながる雪景色の公園でひとり佇み、エンドロールが流れます。

ひと言でいうと典型的な純愛ドラマなんですが、観た時の自分の年齢もあったり、アリ・マッグローの健康的な肢体とドラマの結末とのギャップが大きく、心に残る「泣ける恋愛映画」になってしまいました。

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